こんにちは。釣り場で出会った人のテスター自慢、メッチャうざい。
電車釣行
都市部、特に東京都でのシーバスシーンは他地域のそれとは大きく違うなとなんとなく考えるみっく!です。
電車釣行は、その都市の公共交通機関の利便性に依存しており、こと発達した東京においてはむしろ主流なんじゃなかという考えすらあります。
電車釣行アングラーが見たかったら、土曜の晴れた朝方に東西線の下り方面、浦安まで乗るか、
また同じく土曜の晴れた朝方に京急線の下りに乗ればよいのです。
それだけたくさんいます。
なぜ電車アングラーが多いのでしょうか。
理由は様々です。
車を持っていない。あるいは、車はあるけど土地代が高くて、一日港湾部で駐車しようものならカゲロウF124が買えてしまうくらいになってしまう。または、バイクはあるけど都内の駐禁事情は苛烈で、怖くて置けたものじゃない。もしくは、停める場所がない。
まあそんなところでしょう。
要は金がないのです。
快適なアーバンライフのトレードオフに、生活コストの高騰は避けられないのです。
電車釣行がなんだか悲しい感じになってきましたけど、何にでも利はあります。
電車釣行は、運転しなくていいのです。私としてはこれがあまりにも大きいです。電車は寝れますが、車では自分が運転する限り寝れません。
それに気軽です。あんまりお勧めできませんが、酒でも飲みながら釣り、なんてことも可能です。
そのタックルでいいのかい
逆に電車釣行のデメリットは何でしょうか。
深夜帯の釣れる時間に合わせられない。これが最も大きなものでしょう。
私個人としては荷物がかさばるという点を推したいです。荷物がかさばるのはなんてたってスマートではありません。
混雑した電車内では鬱陶しいと思われるのは想像にたやすいです。
また、車内や近所で浮くということも忘れてはなりません。特に海や川から離れれば離れた地域ほど、近所の「なんだこいつ」という奇異の目にさられます(経験済み)。
「俺は俺だ、他人の目なんて関係ねえ」的なヒップホップなスピリッツをお持ちの方はそれでいいかもしれません。
私は嫌です。陰の者ですから。
かくかくしかじか、陰の者こと私はなんとかお金をかけて、
移動中は少なくとも’釣りとはわからないけど何かしらの趣味をやっている人’に擬態することに尽力しました。
以下は私の試行錯誤の結果になります。
みっく!さんは考えた
オカッパリソルトルアーフィッシングの必須アイテムを挙げると
- ロッド
- タモ
- リール
- バッグ
- ルアーケース
- リーダー
- スナップ
- ラインカッター
- 手元を照らすライト
になります。
これらのうち、嵩張る物を挙げるとすれば
になるでしょう。
まず、ロッドはもちろんパックロッドです。これがなければ荷物のスマート化は図れません。
シマノディアルーナMB S806-MLです。
パックロッドなりの持ち重りがありますが、私は特に気になりません。ぜんぜん使えます。
タモはメジャークラフトのランディングネットセットの400を使ってます。
網部分が四つ折りできるのが決め手です。
次に
はシマノの ランガンウェストバッグを使っています。私は腰が弱いので斜め掛けで使っています。
見てください。このシンプルながら機能的なデザイン。完璧です。シマノさん、斜め掛けでこんな感じの作ってください。
候補にマズメの レッドムーンウエストバッグを考えましたが、
釣り具感と収納性の悪さを避けて購入に至りませんでした。
このバッグに
- リール
- ルアーケース
- リーダー
- スナップ
- ラインカッター
- 手元を照らすライト
を収納します。こんな感じで。
ナイスなサイズ感です。
また、タモ網はテイルウォーク W.T.C ドライタンクを使って収納します。
控えめに言ってこの商品神商品です。
防水で、多用途に向くバッグを作るメーカーは今まで無かっただけに、釣具屋でこのバッグを見つけたときは感動しました。テイルウォークを擁する株式会社A-Tecの商品企画担当の人に感謝を伝えたいくらいです。
容量に余裕があるので、冬はナイロンパンツを一緒に入れます。
あ、タモは釣れたら臭くなるので、ビニール袋で包んで収納しましょう。
ロッドとランディングポールは、こいつに入れます。
海外ダイワで販売されている、パイクフィッシングで使われるロッドのトラベルエディション、’
POWER MESH GAME TRAVEL’のケースです。
パイクとはヨーロッパの汽水・淡水域に生息するキタカワマスを指します。成体16kgに達し、ヨーロッパのアングラーに親しまれています。(wikipedia引用)
多くのパックロッドに付属されているケースは固いものであり、折りたたんで収納するという用途を満たしません。
しかし、このパックロッドのケースはその素材の柔らかさを活かし、釣行時は先のドライタンクバッグに折り畳んで収納できます。
す、すばらしい…
2021年5月30日現在、
シマノさん、ダイワさん、取っ手が付いたパックロッドの取っ手付きソフトケースの販売をお待ちしております。
以上この3つのバッグを使って私は釣り場に行きます。
運搬時はこうします。
オーソドックスにカラビナ両端に付けちゃえ大作戦です。
以上の試行錯誤を経て、
運搬時は
こんな感じになります。
ほら、なかなか’
釣りとはわからないけど何かしらの趣味をやっている人’に擬態できてませんか?
長いものを、周囲に気を使いながら運搬するストレスがないのはかなりありがたいです。例えば、さも当たり前のように座席に座れるのですから。
まとめ
たまーに2ピースではないNew Rodを引っ提げて意気揚々と電車に乗ると、前述の装備のありがたさが身に沁みます。
そういう日に限って有給日なので、「なんやコイツ」の視線の数は増えます。
他人の視線に怯えて対策する私。
THEアングラーみたいなカッコで電車に乗るのが自分らしさというなら、視線を恐れて釣り人以外の何かに擬態するのも自分らしさなのかもしれません。
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